金環日食
１０月３日 ３：４８ 天秤座の新月を迎えました。
今回は金環日食を伴う新月。
金環日食とは
こういう状態になることを言います。
（百聞は一見に如かず🌑）
月が太陽にすっぽりと被さるのですが、
完全には隠しきれない時に
金環日食となります。
天秤座新月
今回の新月は天秤座。
１ハウスの終わり。
５度前ルールを採用すると
２ハウスで起こる新月です。
今の私には何ができるのか、
どんな自分であれているのか、
長らく悶々としてきたことに対する答えは、
自分の中にあることに気づいた方も多いかもしれません。
今まで培ってきた体験、
積み重ねてきた知識、
この身体が感じてきた感覚、
そこには揺るがない思いと熱量がある。
この感覚をもって、
人と関わっていくことが
今の自分にできることなんだ、と
気持ちを新たにするこの新月。
自分が伝えたいことは、
どれだけ相手にとって意味のあることなのか、
時に境界線を越えて行ったり（蟹座の火星とスクエア）
ここまでは伝わらないんじゃないか、と思ったり
微調整しながら進んでいく。
そもそも私が価値を感じていて、
私が意志を持って伝えるならば、
相手にとっても価値をうめることなのだから。
私がその物事とどのように向き合っているのか、
人に伝えようとすることで、
自分の”意志”を再確認する場面もありそうです。
未来を見据えた
私の内側の熱は冷めることなく続いていく。
確かめながら一歩一歩。
チャートルーラーの水星
太陽と月の隣には、
新月のチャートルーラーである水星がぴったりとくっついています。
太陽にあまりにも近い水星は、
太陽の熱に焼かれてなかなか力を発揮できないと言われています。
蟹座の火星とはスクエア（９０度）関係にあります。
天秤座と蟹座という、
活動宮同士でのスクエアは
行き過ぎ、やりすぎ、
はたまた守りに入りすぎ、
という極端にでることもありそうです。
自分の立場を守るため、
大切な人たちを守るため、
自分を守るため、
時には強く言いきることが必要な時もあります。
そんな時は、
土星ともインコン（１５０度）関係にあるため、
時間がかかることを念頭においておくことも
必要なのだと感じます。
一度で分かってもらおう、
言わなくても感じてくれるかもしれない、
という淡い期待を抱くのではなく、
”意志”をもって言葉を紡ぐこと。
自分が伝えたいことや
大切にしているものを迷うことなく掴んでおくことに
力を注ぎましょう。
天秤座新月まとめ
人との関わりは止まることなく続いていきます。
何かを伝える側にいる人も、
大切な人に思いを伝えたい人も同じで、
どれだけ自分の中にある思いを大切に育んでいるか。
相手との距離感を測りつつも、
本当に伝えたいことは
時間がかかったとしても
こちら側の揺るぎなさと熱量を持って
働きかけていくことが大切です。
時間はかかって当たり前。
それでも向き合っていく、
その決意を新たにする新月です。
”星カラ”からの気づき
９月から始まった『星と身体を繋げる３ヶ月』
新月満月近くに行うミーティングは、
毎回濃密な時間を過ごしています。
ホロスコープをいろいろな角度から見ながら、
今の状況と照らし合わせて、
意識の変化を確認し合ったり、
今度の動きを予測しながら計画を立てたりしています。
今回参加してくださっている方たちとは、
半年以上は濃ゆいお付き合いとなっているため、
結構突っ込んだ話もしているわけです。
毎回感じることは、
自分と繋がっていく作業は、
かなりキツイということ。
（これは私自身もこの３年体験し続けています。）
それでも向き合うことで、
玉ねぎの皮がむけていくような、
落ち込むんだけどスッキリするような感覚があります。
やっぱりそこだよね、と
自分でも感じている自分のどうしたらいいか分からない部分を、
改めて確認して、
突破口を見つけていく作業は
やはり本人しかできない作業だなと、
当たり前だけど感じます。
ホロスコープのリーディングを一回受けたからスッキリした、とか
やるべきことが分かった！という方は、
分かった気になっているだけか、
そもそもガチンコで人生を生きてきていて
太陽も火星も動かしまくっているか、
どちらかだと思います。
ミーティングは月に２回を３ヶ月間なので、
繰り返し繰り返し自分を知り、
現在地を知り、
今するべきことに向かっていきます。
自分で向き合うと決めて向き合い、
意識していると
日常において突破口となる出来事が起きたりとか、
何気ない日常のワンシーンに大きな気付きを得ることがあります。
そうやって気付きを得て自分の太陽を意識し続けていると、
表情がすごく生き生きとしているのです。
（本人はただひたすら悶々としていたとしても(^^;）
あたらめて、
私は星を通して人と関わり、
星の言葉を翻訳して伝える、というこの仕事が
心底好きです。
まだまだまだまだ納得できないことも多いし、
まだまだまだまだ修行が足りないのも実感しているので、
水星土星インコンをネイタルに持つ私は、
一生精進し続けていくのでしょう。
