9月18日(水) 11:34に魚座の満月を迎えました。
今回の満月、
日本では見れませんでしたが『部分月蝕』を伴う満月でした。
みなさまの体感はいかがだったでしょうか?
眠くて仕方がない方、
ダルさを抱えた方もいたかもしれません。
夢の中で気付きを得た、なんて方もいたでしょうか??
魚座満月の様子
今回の魚座の満月はICにコンジャンクション。
そして横には海王星がびったりと寄り添っています。
ICはイマム・コエリといって『天低』を意味し、
チャートの一番下を示します。
ICは私のルーツであり存在の基盤、
根を張る場所である4ハウスに位置しています。
”私が根付くところはここなのか”と、
はっきりと確信を得た感覚はないかもしれないけれど、
深い気付きを得るタイミングではないかと感じます。
深く感じてはいるものの、
現実ではなにかを失ったように感じたり、
手放すことを促されたり、
変わらざる負えない状況に不安を覚えたりと、
心もとなさを伴うかもしれません。
でも結局のところ、
どこにいたとしても、
自分が自分を信頼し、
自分であることに安心することができたら、
なにかを失うことは、
より私の輪郭をはっきりさせるための
プロセスに過ぎないのだと思います。
それに気づかせてくれるのは、
家族であり、
夫であり、
子供であり、
地域、
つまりは自分が今置かれている環境なのです。
太陽乙女座の様子
乙女座の太陽はMCにコンジャンクション。
MCはミディアム・コエリといって『天頂』を意味します。
この太陽は、牡牛座の天王星と
山羊座の冥王星と
地のグランドトラインを形成しています。
自分のできる範囲の物事を動かし続けていくこと、
維持していくことに
今は力を注ぐ時。
それが私の世界を創っているから。
自分を取り巻く環境の中で、
求められることに応えていくこと。
そうである自分であれているかどうか、
手ごたえはなくとも、
反応が薄くとも、
行動を起こしている自分であるかどうかが
今は大切な時期なのだと感じます。
チャートルーラ-の木星の様子
今回の満月図のアセンダントは射手座。
射手座のルーラーである木星は、
双子座の7ハウスに位置しています。
そしてこの木星は、
太陽にも月にも
スクエア(90度)でかかっています。
選択肢増やしすぎなやりすぎ注意報と出るか、
柔軟サインでのスクエアなので、
他者と関わることで突破口が見えたり、
ご縁が運んできてくれるものが
良き流れの機会となったりすることもあるかもしれません。
変化は揺らぎの中から起こるのだから、
誰かとの会話の中から得られる気づきに
耳を澄ませて、
積極的に揺らいでいきましょう☺
ただし、
全ての選択肢は”自分の意志”から始まる、
ということをお忘れなく。
今回は太陽に天王星と冥王星がグランドトラインでかかっているので、
太陽の意志、自分の人生の主導権は私、という
目的意識さえしっかり持っていれば、
木星は思いがけないところから
良き出会いを運んできてくれるのでしょう☺
魚座満月に気づきを得た、あわの和もりくみの個人的な話
今年の2月末(魚座新月も近づいていた頃)
私は、”選択しない”ことを選択しました。
それまで私は、自分が持っていないものを取り入れることが
成長だと思っていました。
なにか新しい学びを取り入れたら、
その学びが自分をまた別の世界に連れて行ってくれる、と。
一つ一つの学びを自分の物にしている人にとっては、
(誰かに教えたり伝えたりできる状態)
ある意味それは合っているのかもしれません。
でも一つの分野さえまともに獲得できている感覚もないまま
新しいものを取り入れたところで、
どんどんエネルギーは拡散していきます。
(娯楽としてだったらいいと思いますが)
今年の私の太陽回帰図は、
アセンダントが双子座、
太陽も月も水星も9ハウス、というチャートでした。
ちょっと忙しそうな、
また新たな世界に足を踏み入れそうな、
そんな思いで見ていたのですが、
3月にした決断によって、
私は私のスピリチュアルな旅へと出たのでした。
プロフェクョンという、
年齢で一年のテーマを見ていくと、
私の43歳の一年間は8ハウスを体験することになります。
私のネイタルチャートの8ハウスに天体はなく、
8ハウスのカスプは蟹座、
蟹座のルーラーである月は4ハウスにいます。
ここから見ても、
43歳での妊娠は起こるべくして、という感じです。
(8ハウスは生と死の部屋でもあり、家系を受け継いでいくところ)
プロフェクションという読み方を学んでから、
私の8ハウス、そして4ハウスの月はなんだろう。。と
ぼんやりと思っていたところに、
私の住む地域のお祭りがありました。
そのお祭りの時に、
家族の姿を通して、
脈々と受け継がれてきたこの家系の血筋を
お腹に宿しているのだと気づき、
今回の妊娠は、私の喜び、というよりは、
曾祖父母や祖父母たちにお返しをするような、
家系への祝福を私を通してしてもらっているのだ、と
深く納得する感覚を得ました。
この土地に来て4年。
私はやっとこの土地に根づく、という体験をしたのです。
まさに月の4ハウス。
私の4ハウスの月は牡羊座、
品位で言うとペリグリン(放浪する人)
よそ者である私が、
この家系の命を宿したことによって、
受け継ぐものとなっていく。
それは重みがあるし、
責任重大な感じがするのですが、
そこは太陽水瓶座、月牡羊座で、
その重大さはきっと10分の1くらいしか分かっていません。
でも腹から、
この家との繋がりを感じることができたので、
ここに根づいていくのでしょう。
月にオポジションでかかっている土星と木星は、
文化の継承であり、
支えてもらっている私であります。
いつか私も支える立場になれるように、
今はお腹の子を元気に育てること、
占星術のリーディングを
日々日々深めていくことに注力するんだと
腹の底から納得した魚座の満月でした🌕